アルミの鍋
アルミ鍋の黒ずみは、表面の化学反応です。
とくにアルカリ性の洗剤(食器洗浄機の洗剤)を使用すると著しく変色します。
※アルミ鍋の黒ずみは、表面の酸化被膜が壊れ、素地が水に含まれる物質と化学反応を起し水酸化アルミニウムになり、それがミネラル分と反応し黒く見えるようになる現象です。(無害)
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アルミの鍋は材質の特性上、どうしても黒ずみ・変色が起こります。
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黒ずみは無害なものですが、サンドクリーンや金たわし、磨き粉を使って丹念にこすると落とせます。
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右が磨く前、左が磨いた後です。
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アルミの鍋を購入して最初に使うとき、米のとぎ汁を沸かします。
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10分ほど沸騰させると、黒ずみ・変色を抑える効果があります。
銅の鍋
銅は熱伝導にとても優れ熱が均一に伝わる特長があり、玉子焼きやお菓子づくりなどで活躍します。
難点は変色しやすいことですが、ちょっとしたコツできれいに蘇ります。
※銅鍋の黒ずみや長く使わないで発生した緑色の錆は、人体への害、調理機能への影響はありませんのでご安心ください。
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銅鍋の黒ずみは人体や味に影響はありませんが、輝きを蘇らせるときはトイレ用洗剤「サンポール」を使います。
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水を含ませたスポンジに少量をつけて、力を入れすぎずに擦ります。
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みるみる内に輝きはじめます。
内側はシミになるので「サンポール」がつかないようご注意ください。 -
「サンポール」が内側にまわらないように水でよくすすぎ、水気を拭き取ります。
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このあと、米ぬかを使いボンスターなどの金たわしで磨くとツヤがでます。
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磨いた後は水洗いして、水気をふきとり、火であぶって水気を飛ばします。空焼きはしないでください。
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ぴかぴかの輝きが蘇ります。